過去、がん治療に用いられてきた3大療法の他に、今では免疫療法という新たな効果が期待できる治療法が確立されてきた、という話は先程もご紹介した所ですが、免疫療法の中にも勿論治療法は複数存在しています。

今もっとも最先端技術だと言われているもの

それらの免疫療法の中で、実は今もっとも最先端技術だと言われているものが「免疫療法CAR-T」です。

そもそも、従来の免疫療法では、期待値に達する治療効果が現れることは非常に希でした。

しかし、免疫チェックポイント阻害剤が登場することで、がんに対する免疫療法は新たなステージに突入したと言えるでしょう。

これは簡単に言ってしまえば、遺伝子組み換え技術を用いることでT細胞のがん細胞に対する攻撃性を高め、その細胞を試験管内で作成します。

この遺伝子組み換えT細胞を投与することで抗腫瘍効果を得ようとするものです。


今免疫療法が注目している大本命であると言えるのでは

そこで代表的な技術となるのがキメラ抗原受容体(CAR)を用いた遺伝子改変T細胞療法(CAR-T療法と呼ばれる)です。

CAR導入T細胞を用いると、HLAを介さずにがん抗原に対し、抗原提示ができるため、がん細胞が免疫回避機構を獲得する働きを無力することが可能になると考えられています。

T細胞を遺伝子組み換え技術を用いて改変することから、遺伝子導入を伴った細胞医薬品として分類されています。

この技術こそ、今免疫療法が注目している大本命であると言えるでしょう。